2011年6月20日月曜日

アロマ芳香の危険性。

アロママッサージに比べ、芳香の場合、
精油取り扱いの注意事項は格段に減ります。

といっても、アロマセラピストの入れ知恵のせいか、
必要以上に恐れてる方がみえます。


「禁忌に当てはまるんですけど、
 さっきローズマリーの香りを吸い込んじゃいました・・!
 私はもうダメかもしんない・・!」


みたいなのはちょっと滑稽ですね。

一般的な芳香でのアロマ効果は、
呼吸器からの吸入よりも嗅覚を通しての作用です。

アロマライトで揮発させる微量の芳香分子が、
呼吸器から取り込まれ、体に大きな影響を与えるとしたら
とても雑貨店で扱えるような代物じゃないですよね。






芳香でも多少は呼吸器から取り込まれますが、
効果的なのは洗面器などにお湯をはり、精油を2滴落とし、
蒸気として吸入する方法です。
風邪予防などに有用で、時間は2分ぐらいで十分だと思います。
洗面器でなく、マグカップを使うともっと手軽ですが、
誤飲を防ぐため、終えたらすぐにお湯を捨てる習慣をつけておきましょう。






芳香に話を戻します。

精油をグラス内に入れて空気中に噴霧するアロマディフューザーは、
熱を加えないので、精油成分が変動しないことや、
拡散力が強いメリットがあります。
これは空間の浄化力が強いということです。

ミストタイプのディフューザーは精油4,5滴程度をミスト化するので、
 別モノと考えてください。)


取り扱いには少し注意が必要です。

アロマディフューザーは精油を希釈しないで、直接噴霧する原理なので、
吹き出し口の近くに肌に当てていると、原液を肌につけているようなことになります。
レモンなどの光毒性のある精油は特に問題があります。
そのため、吹き出し口からは距離を置いてください。




そういえば、呼吸器から精油を取り込みたい場合は、
ディフューザーの吹き出し口に、自分の口を当てて吸い込めば、
しっかり取り込むことができるのですね。
キケンなので絶対にやめましょう。

(そんな方はいないと思いますが。
 赤ちゃんには気を付けてくださいね。)






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